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2005.06.22

中間世

 前世や現世に対し、転生と転生の間の肉体を持たない時期のことを、中間世と言う。私たちの魂は、中間世の時期に、次の転生で肉体を持って生まれるときの計画を立てているそうだ。

 ここに、中間世にテーマを絞った素晴らしい本がある。それは、ホイットン博士の『輪廻転生──驚くべき現代の神話』という本である。原題の『LIFE BETWEEN LIFE』のほうが、題名としてはぴったり来る本ではある。内容はやはり、何らかの問題を抱えた患者たちに退行催眠を施して中間世まで導き、彼らの立てた魂の計画を知ることにより、問題の根本解決を図ろうというものである。私は、この本に登場するカルマ的な父親を持つ青年の報告を読んだとき、感動で胸が打ち震えたのを覚えている。

 彼は、若い頃から父のことが大嫌いで、父の病気が重くても、老人ホームを訪問しなかった。しかし、あるとき、何となく父のことが気になって老人ホームを訪問してみると、人口呼吸のチューブが外れて息ができずに苦しんでいる父の姿を見た。彼は、このまま見てみぬふりをして父を死なせてしまうか、それとも看護婦を呼ぶか、ジレンマに陥ったという。しかし彼は、大声で看護婦を呼び、父は一命をとりとめたのだった。

 何年かのちに彼は、自転車に乗っていて、横からトラックに跳ねられるひどい車故に遭う。にもかかわらず、大腿骨骨折はまぬがれたそうだ。のちに彼は、退行催眠により、これらの出来事が中間世で計画されたものだと知ることになる。彼は、以下のように報告している。

 「父の生死を決めたあの事件は、あきらかに私が自分で計画した重要な試練で、そのことは私のカルマの台本にはっきりと書かれていました。もし私に対して父が犯した罪──何回もの人生にわたるものらしい──を許してやれたら、私は自転車事故で死なずにすむことになっていたのです。計画では、私の過去の行為のために、父を死なせようとすることになっていました。でも、私はテストにパスし、事故ののち、その計画は終了したのです。来世にわたる未完成の計画が繰り上げられて今生で起こったことがわかりました。」

 私はこの部分を読んで、とにかく号泣したのだ。彼がカルマの計画をまっとうした上に、更なるステップアップまで実現できて、本当に良かった。カルマの計画をクリアした彼には、素晴らしいご褒美が用意されていたのだ。

 私にも魂の計画があるのだとすれば、それは、前世の夫との間に作ってしまったカルマを解消することだったのではないかと思う。そして、めでたくカルマを解消することができたなら、ガンモと出会って結ばれるような計画を立てていたのではないろうか。更に、ツインソウルに出会ったのは、カルマ的な前世の夫と過ごしていたときにソウルメイトと出会って駆け落ちしたことに対する、追試の意味合いを持っているのではないだろうか。それらのことを思うと、涙がとめどなく溢れて来るのだった。

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