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2005.06.20

既知感

 私のサイトをリンクしてくださっているので気がついたのだが、私と同じ兵庫県に在住のさちさんという方が、ソウルメイトを探してというブログを書かれている。さちさんの文章はとてもスピリチュアルで、思わず引き込まれてしまうかのようだ。瞑想をしたり、自分自身を深く探求している人たちは、まるで魂が旅をしているかのような心地良い文章を綴ることができる。左脳ではなく、右脳で文章を綴っているからだ。さちさんの文章もまた、私を心地良い魂の旅へと誘ってくれる。

 さちさんのブログの中で、ワイス博士の『魂の伴侶』の文章を引用されている部分がある。私も、この本は、発売された当時に読んでいる。しかし、こうして今、引用されている部分を読み返してみると、突き上げて来るような感動を押さえることができない。例えば、

 その人はあちらの側の世界、天国からやってくる。そして、違った姿をしている。しかし、あなたは心で見分けることができる。あなたの心は、月に照らされたエジプトの砂漠や、モンゴルの平原でその人をあなたの腕に抱きしめたように、その人を再び抱きしめる。あなたたちは一緒に、今まで誰からも忘れ去られた将軍のひきいる軍隊の仲間として、草原を馬でかけめぐったことがあった。そして、太古の昔、どこかの岩の洞窟の中で、一緒に暮らしていた。あなたたちは時を越えて結ばれている。そして、あなたが、一人ぼっちになることは、これからもないだろう。

とか、

 「私はあなたを知らない」と、あなたの頭は抵抗するかもしれない。でもあなたの心は憶えている。その人があなたの手を初めてとった時、彼の手の感触は時空を越えて、あなたの存在のすべての原子をゆさぶる。その人があなたの目の中をのぞく。すると、あなたは相手の目の中に、何世紀も向うの魂の友を発見する。あなたの心は高鳴り、腕にとりはだがたつ。この瞬間、まわりのものすべてが消え去ってしまう。

とか、

 二人が互いに気づいた時、二人の情熱はどんな火山よりも激しく噴出する。計り知れないほどのエネルギーが放出される。
 魂同志の認識が、瞬間的に起こることもある。突然、親しみの感情が湧き上がってくる。意識のレベルの計り知れない深い場所で、今、出会ったばかりの人を知っているという気がする。最も親密な家族に対するものと同じ深さか、さもなければ、それよりも、ずっと深いところで感じる感覚だ。そして直感的に、何を言えばよいか、相手がどう反応するかも知っている。一日、いや一週間、または一ヶ月で獲得できるより、ずっと深い信頼と安心が一瞬のうちに生まれる。

など。もう、涙なしでは読めない文章だ。出会った人にしかわからない、時空を超えた親しい愛の記憶。これを書かれたワイス博士は、精神医学の先生である。ワイス博士は、当時、前著の『前世療法』を出版するとき、輪廻転生を認めてしまうことで、医学の立場を追われるのではないかという懸念があったようだ。結局、『前世療法』は世の中に大反響を呼び起こし、ワイス博士は続いて『前世療法II』を執筆された。さちさんのブログで取り上げられている『魂の伴侶』は、『前世療法II』のあとに執筆されたものである。

 ここでも取り上げられている既知感であるが、ワイス博士が書かれているように、

突然、親しみの感情が湧き上がってくる。意識のレベルの計り知れない深い場所で、今、出会ったばかりの人を知っているという気がする。

もう、これ以上の表現はない。本当にそうなのだ。初めて会ったのに知っている。何故か懐かしく、実際に、急速に親しくなれる。ガンモも私も、出会ったとき、もう三〇代の大人だったというのに、親しくなるのに時間はかからなかった。その年代から新たな親しい関係を築き上げて行くには、躊躇したり、時間がかかったり、また、これまで蓄積したものが噛みあわず、停滞したりするのが通常の展開だろう。しかし、私たちは、交際し始めてわずか三週間で結婚を決めてしまったのだ。そして、私たちはまるで前世の続きから始めるように結ばれた。

 火山が爆発するような激しい感情。これは、ツインソウルだろう。ツインソウルが何者であるかわかり始めたとき、あまりもの強い記憶の衝撃に、私はしばらくの間、うずくまって泣いていた。どうしても、泣かずにはいられなかった。ツインソウルが何者なのか、細かく思い出そうとすると、時空が、ウルトラQのようにぐにゃりと曲がった。実際、私が思い出したツインソウルとの前世では、メラメラと燃え盛るツインソウルと私の炎のような感情を見ている。

 久しぶりに目を通したワイス博士の文章は、しばらく眠っていた私の目を大きく開かせてくれた。決して忘れることができない魂の記憶。それは、毎回クリアされることなく、どんどん蓄積されている。私は、こうした愛の記憶を、世の中に伝えて行きたかった。さちさんのブログが、それを思い出させてくれた。さちさん、本当にありがとう。

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