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2005.02.05

漫画を読むなんて聞いてないけど?

 私は、普段、ほとんど漫画を読まない。学生の頃もそうだったし、大人になってからもそうだった。何故かと言うと、漫画は、一回読んだだけで終わってしまうからだ。しかし、月刊「手塚治虫マガジン」だけは毎月欠かさず買っている。何故なら、何度も読み返したくなるほどの感動があるからだ。

 そんな私でも、年に一回か二回、漫画に夢中になってしまう時期がある。それが、どうも今のようなのだ。毎週土曜日の午前中は、歯医者と鍼灸治療に通っているのだが、その帰りに本屋さんに寄って、女性向けのコミックを二冊ずつ買って帰るのが習慣になりつつある。そして、買って来た漫画をベッドの中に持ち込んで、読みふけるのだ。

 ガンモは、そんな私の姿を見て、
「漫画を読むなんて聞いてないけど?」
と言う。私たちはお見合い結婚ではないのだが、まるで、お見合いの釣り書きに書かれていなかったことを指摘されているみたいだ。
「まあ、いいじゃん」
と言いながら、私は漫画を読み続ける。読み続けるのだが、読み終えてみると、どの漫画も、もう二度と読まないだろうと思うものばかりで、やっぱり漫画を買って帰ったのは失敗だったと思ってしまう。

 ガンモも漫画は読まない。でも、私が買って来た月刊「手塚治虫マガジン」には目を通している。そういう点で、私たち夫婦は似ている。そう言えば、私は若い頃、友人たちの前で、
「電車の中で、どんなにときめく人に出会ったとしても、漫画を読んでたら諦めるなあ」
などと言っていた。それくらい、漫画を読むということを受け入れたくなかったのだと思う。

 ここのところ私が漫画に夢中になっていたのは、おそらく、仕事の忙しさなどから本来の自分を見失いつつあって、自分に合わないものを自分に突きつけながら、本来の自分を取り戻そうとしているのではないかと思う。でも、もう、しばらく漫画は買いたくなくなって来た。漫画のおかげで、少しずつ本来の自分を取り戻せそうである。

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