寝台急行「銀河」の夜、再び
寝台急行「銀河」の夜、そして、寄り添って眠るからおよそ半年。私たちは再び、寝台急行「銀河」を利用することになった。
今回も、A寝台の上段が私、下段がガンモだった。しかし、前回と同じように、私は下段のガンモの寝台に枕と布団を持ってもぐり込み、まるでスプーンのように寄り添って眠った。ガンモ曰く、「銀河」の寝台は、我が家のシングルベッドよりも若干広いらしい。だから、自宅で寝ているのとほとんど変わりなく眠ることができた。(ただし、かなり揺れが激しく、熟睡というわけには行かなかった)
カーテンを閉めると、周りにたくさんの人がいようとも、そこは二人だけの空間になる。私たちはその空間の中で、何度も何度もキスを交わした。
途中、通り過ぎる駅や追い越して行く列車は、日常の光景を映し出していた。しかし、私たちの乗っているカーテン付きの寝台列車は、「にわか非日常」だった。日常の世界にいる人たちと目が合うと、何となく気恥ずかしい気がした。それはまるで、ルーフバルコニーに子供用のプールを広げて水浴びをしているときの気持ちに似ていた。
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