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2005.01.05

♪四十一歳の春だから

 今日はガンモの四十一歳の誕生日だった。そう、ガンモはとうとうバカボンのパパと同じ年になったのだ。ガンモも童顔なので、きっと四十一歳には見えないことだろう。ガンモは歳を重ねたことに対して、ちょっとしょげ返っている。どうやら自分の誕生日がうれしかったのは、三十代までだったらしい。

 私たちは、毎日が記念日なので、特別なことはしないのだが、今夜は仕事を終えたあと待ち合わせて、お気に入りのインド料理屋さんでディナーを食べた。と言っても、特に記念日でなくても、仕事の帰りにここに寄ることもあるのだが。いつもよりはグレードの高いコースを注文して、おなかいっぱい食べた。しかし、ガンモは仕事のことで悩みがあるらしく、口数が少なかった。

 私は、ガンモがこれまで乗り越えて来た様々なことを例に挙げて、ガンモを励ました。
「あれだけ辛かったことも、今はもう忘れているのだから、今抱えている問題だって、きっと平気になるときが来るよ」
と私は言った。

 駅のホームで、私はマフラーを振り回して、ガンモの厄払いをした。厄払いに行かないのなら、私が厄を払ってあげようと思ったのだ。しかし、厄を受けて立つほうが、ぐんぐん成長できるのではないだろうか? RPGだって、強い敵を打ち倒せば、経験値が大幅にアップするのだし。厄を払ってしまったら、強い敵がやって来ないのでは? ふと、そんなことも思った。

 おなかがいっぱいになったガンモは、ちょっと元気になっていた。

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