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2004.12.21

風俗のチラシに思う

 少し残業して帰路についた。ガンモに電話を掛けると、ガンモもちょうど帰れる状態にあると言う。一時間後にガンモの仕事先の最寄駅で待ち合わせをした。急に冬がやって来たのか、ひどく寒かった。

 自宅に着いてポストを見てみると、風俗のチラシが入っていた。女の子の出張サービスをアピールするもので、若い女の子の裸の写真と一緒に、時間と料金が書かれていた。私は、そういうチラシを見ると、無性に悲しくなる。世の中に、そのような需要と供給で成り立つ世界があることが悲しくてならない。私は、
「こういうことができる女の子もいるんだよね」
とガンモに言った。ガンモは、
「ある一線を超えたら、みんな一緒なんだろうなあ」
と言った。

 お金のために、誰とでもセックスできるのだろうか。お金を出してまで、セックスしたいと思うのだろうか。心を使わずに、肉体だけでセックスができるものなのだろうか。人間のこうした気持ちが知りたくて、私は以前、風俗の仕事をしていたという女性のサイトを熱心に読ませていただいたことがある。そこの掲示板には、風俗嬢との恋のはなしが赤裸々に綴られていた。その中で最も印象的だったのは、風俗嬢の彼氏の書き込みで、彼女の身体はいつも仕事で疲れているから、休みの日くらいは休ませてあげたくて彼女とセックスはしないというものだった。私はその書き込みに痛く感動し、そんな本末転倒した状況があるからこそ、このような需要も供給をなくしてしまえばいいのにと強く思うのだった。

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