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2004.10.10

鉄分100%

 今日は、あいにくの雨の中、ガンモの提案で、出雲車両支部の車両展示会に出掛けた。ガンモにとって、初めての鉄のイベントである。やはり、一眼レフに望遠レンズを装備した男性たちが圧倒的に多い。年齢層は実に様々で、お母さんに連れられた男の子もいれば、50代くらいの男性もいる。家族連れの人たちはともかく、筋金入りの鉄の人たちのほとんどは、単独行動だった。私はそこに、彼らの持つコミュニケーションに対する恐怖のようなものを感じ取ってしまった。ガンモもそうだが、いわゆる固いものが好きな人たちは、自分から積極的にコミュニケーションを取ることがとても苦手である。だから、コミュニケーションを取らなくてもいい、単独でできる趣味に走ってしまうのではないだろうか。でも、例え固いものの趣味でも、私たちのようにコミュニケーションを取りながら楽しむのは、一つの喜びでもある。

 車両展示会の時間は、ちょうどお昼どきだったので、私は駅でお弁当を買って列車に乗ろうとしたのだが、ガンモは、自分は朝ご飯をたっぷり食べたし、パンを持って行くので、お弁当はいらないと言う。私は、ガンモは絶対におなかを空かせるはずだと思ったのだが、わざと自分のお弁当だけを買って列車に乗り込んだ。

 帰りの列車は、午後2時前に車両展示会の会場を発車した。当然、私たちははらぺこである。私はお弁当を取り出して食べ始めた。ガンモがチラチラとこちらを見ている。
「おなか空いてるんでしょ?」
と聞くと、ガンモはちょっと決まり悪そうな顔をしている。結局、一つのお弁当を二人で分けて食べることになった。まあ、これも良き想い出と教訓である。



 それから私たちは、出雲市駅からバスに乗り、旧大社駅に向かった。ここは、出雲大社にもっとも近いJRの駅だったのだが、大社線の廃止にともない、駅舎だけが残されることになったのだ。その古い風格は大変赴きがあり、過去の栄光を自ら懐かしんでいるようでもあった。かつては全国から大社駅に向けて、いくつもの直通列車が運行されていたようだ。それが、他の交通手段に取って代わり、大社線はどんどん衰えてしまったようだ。勢いがあるものは、いつか必ず衰えてしまう。そんなことを思わずにはいられなかった。

 更に私たちは、山陰本線に乗って鳥取までやって来た。明日はガンモの実家に帰る。

お知らせ:申し訳ありません。ただ今、自宅サーバがダウンしています。運行状況につきましては、お知らせをご覧ください。

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