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2004.10.06

TELオッケー

 今日は、夕方五時半過ぎから打ち合わせが入り、それから延々五時間も打ち合わせが続いて、とにかく疲れ果てた。こんなふうに、私の職場は急に振って沸いたように仕事が入り、その日にやろうと思っていたことが、どんどん先送りになって行く。打ち合わせ中、ああ、早く家に帰りたい、愛に包まれたい。そんなことばかり考えていた。仕事仲間たちと、仕事のはなしではなく、心行くまで男女の愛のはなしができたらどんなに楽しいことだろう。

 最寄駅に着いて、いつも自転車を預けている駐輪場から出るときに、どこかにドスンと自転車をぶつけてしまった。その直後から、私の自転車は動かなくなってしまった。自転車を見ると、チェーンは外れていないようである。しかし、ペダルを動かそうとしても、車輪が回らない。どこかで何かがひっかかっているようにも思える。

 私は、自転車に詳しいガンモに電話を掛けた。ガンモは、自転車のパンクもブレーキも自分で治す。もちろん、外れたチェーンを元に戻すことも、お茶の子さいさいである。

ガンモ「チェーンが外れてるんじゃないの?」
まるみ「いや、見たところ、外れてないんだけど」
ガンモ「じゃあ、そっちに行こうか? 時間外だから、別料金になりますけど」
(ガンモの仕事は、ハードウェアのユーザサポートである。夜中にコールセンターを通してお客さんから呼び出しがかかることも多いが、そのときは、サポート料金が時間外料金になるため、それを真似てこのような表現を使ったのである。)
まるみ「別料金になってもいいです。あれ? ちょっと待って。もしかしたらわかるかもしれない。また、あとで掛け直す」

 ガンモと電話で話しをしながら、自転車を観察していた私は、気になることがあったので、いったん電話を切った。良く見ると、前の車輪の後ろについている笠がゆがんでいるのが見える。どうやらぶつけたときにそこが当たって、ゆがんでしまったようだ。私はその笠のゆがみを自分の手でぐにゅっと元に戻した。すると自転車は、再び動くようになったのだ。

まるみ「もしもし? 治った治った。前の車輪の笠の部分が曲がってたよ。そこが当たってて動かなくなってたんだ」
ガンモ「そうですか。じゃあ、TELオッケーということで」
TELオッケーとは、客先のトラブルに対し、電話対応だけで解決してしまうことを言う。ガンモは仕事でお客さんとやりとりをして、TELオッケーの場合は、自分からコールセンタに電話を掛けて、「○○の件、TELオッケーです」と報告する。

 TELオッケーで良かった。実際に、私がガンモに時間外のサポート料金を払うわけじゃないが、夜中にガンモに駅まで来てもらうのはかわいそうだから。それにしても、今日は疲れた。

※掲示板への書き込みありがとうございます。メールもありがとうございます。返信までもう少し、お時間をくださいませ。

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