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2004.10.13

下戸と飲ん兵衛

 我が家もそうなのだが、夫婦で下戸(ガンモ)と飲ん兵衛(まるみ)の組み合わせが多いのは何故なのだろう? 二人とも下戸か、二人とも飲ん兵衛のほうが、共感が増えていいと思うのだが。この週末に結婚することになっている同じ職場の二人も、下戸と飲ん兵衛の組み合わせである。周りを見渡してみると、意外にもそういう組み合わせが多いことに気づかされる。

 私たちの場合、付き合い始めてからすぐに結婚したので、それほどデートを重ねたわけではないのだが、飲ん兵衛の私にとって、飲み屋さんで熱く語り合うことは、お決まりのデートコースだと思っていた。しかし、下戸のガンモにはそれが当たり前ではなかったので、お酒の入らない席で静かに語り合うことになった。そんなわけだから、結婚してからこれまでを含めても、ガンモと二人で飲みに行ったのは、五本の指に入るほどしかない。

 二人でサークルなどの飲み会に参加すると、ガンモのグラスにはいつまでもビールが残り、私のグラスはすぐに空になる。だから、私はこっそりガンモとグラスを取り替えっこする。すると、周りの人は、ガンモが飲めると思って、グラスに冷たいビールを注いでくれる。そして、私がまたそれを飲む。

 ときどき、男の人がお酒を飲めないのはかわいそうだと思うこともある。でも逆に、お酒が飲めたら、あちこちの飲み会に誘われて大変かも、という気もする。ガンモはときどき、
「大酒飲んだ、大酒飲んだ」
と言いながら帰宅することがある。
「どのくらい飲んだの?」
と尋ねると、
「ビールをコップに一杯」
などと言う。「いっぱい」ではなく、「たった一杯」なのに、ガンモの身体は、アルコールをなかなか分解できない。だから、自分の許容量を超えると大変なことになる。途中の駅で下車して吐いて、最寄駅のトイレでも吐いて、更に、帰宅してからも苦しそうに吐いている。私はガンモの背中をさすりながら、粉末のポカリスェットを作ってガンモに差し出す。会社の飲み会にも、私が付いて行くことができれば、ガンモのコップを代わりに空けてあげられるのに。

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