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2004.09.10

はみ出しマーチン

 派遣先の会社の社員の人たちと一緒にバンドを組むことになり、明日、その初めての練習を貸スタジオで行う。課題曲はスピッツの『空も飛べるはず』で、私はアコースティックギター担当だ。私はギターのハードケースしか持っていなかったので、ハードケースを抱えての電車移動はとても不便だと思い、今日は仕事を早めに上がって楽器屋さんにソフトケースを買いに行った。ギターが手元になかったので、大きさが良くわからなかったのだが、このくらいでいいだろうと当たりを付けて購入した。ところが、家に帰ってギターと合わせてみたら、ギターのほうが大きくて入らなかった。(^^;

 ガンモに、
「入らん」
と言ったら、ちょうどお風呂を入れた直後だったので、
「お風呂に入る?」
と聞かれた。ガンモには、「(お風呂に)入らん?」と誘っているように聞こえたらしい。
「違う、違う。ギターがソフトケースに入らなかった」
そう言うと、ガンモは、アハハハと大笑いした。ガンモは、私がドジをすると、いつもこんなふうに笑う。つい先日も、私がズボンを買って来たところ、履いてみると、あと少しというところでサイズが合わなかった。ちょっとしたズボンだったので、試着せずに買ってしまったのだ。今回のギターのソフトケースもまったく同じ状況で、あと少しというところだった。
 私は、重いハードケースを抱えて電車に乗るよりも、このはみ出しソフトケースで、はみ出している部分をひもでしばって使うと宣言した。ガンモは残念そうに、
「マーチンなのに」
とつぶやいた。そう、確かに私のギターはマーチンなのだが、マーチンにしては安いほうだし、そもそも弾く人は私なのだ。

 明日のために、久しぶりに弦を張り替えた。アコースティックギターは湿気を嫌うはずなのに、ここのところずっと手入れをさぼって、ハードケースから出したままだった。明日の練習で、いい音を出してくれるといいのだが。

 それから私たちは一緒にお風呂に入り、私はおよそ2ヶ月ぶりにサービス満点の床屋さんになった。

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