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2004.09.09

雨の日の天の川

 今日は、加古川で仕事があったというガンモと三ノ宮で待ち合わせをした。ガンモが乗っている新快速をホームで待っていると、先頭車両に乗っているガンモの姿が目に入って来て、うれしくなった。そのまま新快速に乗って帰っても良かったのだが、ちょうどそのとき反対側のホームに「かぼちゃ」がやって来た。(※かぼちゃとは、緑とオレンジのデザインの快速電車のこと。この「かぼちゃ」は、来月で引退してしまうため、もはや貴重な存在となりつつある)私はかぼちゃ好きのガンモの携帯電話に急いで電話を掛けて、
「かぼちゃに乗る?」
と尋ねてみた。するとガンモは、
「乗る、乗る」
と答えた。
 先頭車両にいたガンモは、新快速を降りてかぼちゃに乗り込んだようだ。しかし、私は、立っていたホームの位置の関係で、後方車両に乗った。かぼちゃはすぐに発車してしまったが、ガンモとは電車の中で会えるものと思っていた。私が後方車両にいることも、最寄駅での長い快速電車の降車位置が、私の乗った後方車両のほうが有利なこともガンモは知っていたので、ガンモが私を探してやって来てくれるだろうと思っていたのだ。しかし、ガンモはなかなかやって来ない。そうこうするうちに、車内アナウンスが流れた。

三両目と四両目の連結部分は、通り抜けできません

 なるほど、そういうことらしい。夫婦で同じ電車に乗っているのに、会えない。まるで、雨の日の天の川を目の前にした、織姫と彦星のようだ。

 最寄駅に着いて、ようやくガンモに会う。快速電車の車両は長いので、ガンモは遠くのほうから歩いて来る。その姿を見ると、とても安心する。私たちは、お互いの姿を確認したという合図として、いつもこんな仕草をする。このポーズを取ったときは、「大丈夫。わかっている」という意味なのだ。

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