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2004.09.28

『人生ノート』にもの申す

 ここ数日、美輪明宏さんの『人生ノート』を読んでいる。この本は以前、友人から借りたことのある本なのだが、時期が悪かったのか、ただの一ページも読めずに返却することになってしまった。それが最近、どうも気になって、とうとう古本屋さんで購入してしまったのである。

 本全体の感想については、後日、別のブログに書くことにして、この人の持つ結婚観には、かなりがっかりさせられてしまった。彼(彼女?)はこの本の中で、「結婚だけが幸せではない。幸せな結婚生活を送ることのできる夫婦はほんの一握りだ」というようなことを書いている。確かにその通りかもしれない。しかし、どうしてそのような結婚生活に陥ってしまったのかを考えずに、ただ目の前の現実を受け入れることだけに集中しようとしている。これでは、幸せな結婚生活を送っていない人は、すっかり安心し切ってしまって、積極的に状況を改善して行こうという気持ちにならず、いつしかその状況が世の中の平均になってしまう。

 私は、男女の間柄をつかさどっているものは、10%の「自由意思」と、90%の「前世からの因縁」だと思っている。だから、自分で「今(現世の状況)」を変えて行かなければ、また同じ関係の繰り返しになる。男女も親子もそうだが、深く愛し合う関係もあれば、愛情だと思っていたものが、いつの間にか憎しみや敵対に変わってしまう関係もある。後者の関係の場合は、加害者と被害者が入れ替わりながら、互いに相手の立場を理解しようとしている関係なのではないだろうか。こういう関係で本当に大切なのは、相手を自分の鏡としてとらえ、憎しみや敵対の繰り返しに気づくこと。これが悪循環からの脱却への鍵となると思うのだが、実際は、なかなか気づかずに、繰り返しのループにはまってしまう場合が多いようだ。愛のないところには、愛がなくなるに至る原因があり、その原因が何であるのかを探るには、相手の行動を注意深く観察することだと思う。相手のその行動は、実は自分が過去世で取った行動の鏡だったりするのである。

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