« あの二人が結婚!? | トップページ | 無駄 »

2004.08.20

いつも何度でも

 今日は、職場の同僚たちと飲みに行った。話題の中心は、10月に結婚するという彼女が、大人しい彼とどんな付き合いをしているかについてだった。あの静かな二人が、どのようにして付き合うようになったのか尋ねてみたところ、最初は何なとく一緒に遊びに行こうかという話になり、それからごく自然に進展して行ったのだという。しかし、きのうも書いたが、彼女たちは、私と同じプロジェクトのメンバーである。そのプロジェクトは、普段からプライベートな話など、ほとんど交わされないような雰囲気なのに・・・・・・。単なる仕事の関係からプライベートの関係にまで発展できること自体、奇跡だ。

 彼女たちは、二人だけのときは、お互いのことを下の名前で呼び合っているのだそうだ。しかし、会社では、二人とも苗字にさん付けで呼び合っている。この切り分けをいつまでも続けて行くのは、二人にとって不自然ことなのではないだろうか。それでも、会社によっては、同じ職場の男女が結婚する場合、どちらかが仕事を辞めなければならないようなお堅いところもあるようだが、今の私の派遣先は、決してそのようなことはない。それどころか、社内恋愛がとても多くて、既に何組もの夫婦が誕生している。ほとんどの奥さんは、結婚してから退職されたようだが、現在でも夫婦で同じプロジェクトに参加しているというカップルがいる。私は社内恋愛の経験がないので、自宅でも会社でも自分の愛する人に会えるという環境が、とてもうらやましい。私もいつか、ガンモと同じ会社で働いてみたいと思うのだが、なかなかチャンスがないのだ。

 その後、どういうわけか、年収のはなしになった。主婦の同僚が、ガンモの年収を聞いて来たので、正直に答えたら、ものすごく驚かれてしまった。ガンモの年収は、彼女のご主人さんの年収よりも400万円以上多かったのだ。更に、私たち派遣社員の年収のはなしになり、主婦の同僚が、「最近は、社員でも○○○万円〜△△△万円がいいとこなのよね」と言うので、私は、「それなら派遣とあんまり変わらないじゃん」と、うっかり口をすべらしてしまった。そのとき一緒に飲んでいた同僚たちの表情が一気に固まった。私は心臓がドキドキして来た。どうやら私は、とてもまずいことを言ってしまったようだ。ちなみに、主婦の彼女とは以前、時給のはなしをしたことがある。私はまだ、比較的好景気の時代に派遣社員に登録したので、主婦の彼女の時給よりも私の時給のほうが300円高かったのだ。

 何となく、お金のはなしで気まずい雰囲気になってしまったのだが、その後、私たちはカラオケに足を運んだ。金曜日は混み合うからということで、22時から予約を入れてあったのだ。そのカラオケで私は、『トム・ソーヤの冒険』の「誰よりも遠くへ」や『勇者ライディーン』などのアニメソングを歌いまくった。

 三年前に映画館に観に行った『千と千尋の神隠し』の主題歌「いつも何度でも」を歌おうとしたとき、画面に表示されている歌詞を目で追っているうちに、どういうわけか涙がたくさん出て来て歌えなくなってしまった。映画の感動的なシーンが蘇って来たこともある。特に、ハクが千尋に「(君のことを)覚えているよ」と言ったシーン。そのシーンは、「前世の記憶」のことを言っているのではないのだが、いくつかの前世の記憶がある私にとって、過去世で愛して来た男性たちにそう言われてみたいという願望を強く掻き立てられた。私は前世のことをちゃんと覚えているというのに、現世で出会った彼らは、ガンモも含めて、そんなことを私に一度も言ってくれたことがないからだ。しかし、そのとき私は、感動的なそのシーンよりも、その深い深い歌詞に魅せられてしまった。私はマイクを持ったまま歌うことができず、カラオケの画面をそのままにして、涙を流しながらじっと目で歌詞を追い続けていた。この歌詞のおかげで、さっきまでのドキドキ感が一気に吹っ飛んだ。どうしてこんな素晴らしい歌詞が書けるのだろう? 私もこんな素晴らしい歌詞を書いてみたいと思った。心のエネルギーを示す針が、プラスにもマイナスにも大きく振れている。この歌詞を書いた人は、既に神を知った人だ。私はそう思った。JASRACに申請されているページで、リンクフリーのページを見つけたので、ご紹介しておきたい。

山の音楽(MIDI)アルバム
いつも何度でも

|

« あの二人が結婚!? | トップページ | 無駄 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。