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2004.07.18

寄り添って眠る

 さて、ゆうべ私は結局、枕と布団を持って、ガンモのいる下段のベッドに潜り込んだ。ベッドの広さは、我が家のシングルベッドよりもほんの少し狭い程度だった。電車の揺れが激しく、ほとんど眠れなかったのだが、私たち夫婦は寝台急行「銀河」の旅がとても気に入った。金額的にも新幹線より割高になるというのに、今度から東京に行くときは「銀河」を使おうという話にまでなっている。狭いスペースで二人で身を寄せ合って眠るということが、こんなにも楽しいものだということを、この旅は実感させてくれたのだ。

 電車が大船駅に着く少し前、車内アナウンスが流れた。それを聞いたガンモが私におはようのキスをする。私はそのキスがとてもうれしくて、
「銀河、気に入った」
と言った。
「俺も気に入った。また乗るから」
とガンモが言う。

 大船を出ると、あれよあれよという間に終点の東京駅に着いた。

 おそらく、乗っている人たちも鉄道好きの人たちなのだろう。電車を降りても、電車の側を離れようとせず、「銀河」が回送されるまでホームで待ち、そして見送っていた。

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