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2004.06.02

還元の速い関係

 ガンモは良く風邪を引いて、氷枕のお世話になることが多い。その氷枕は私が雑貨屋さんで買って来たものなのだが、ほとんど風邪を引くことのない私はその氷枕を使用することがない。

 あるとき私が、
「この氷枕、ガンモ専用だよねえ。私なんてほとんど使ったことないもん」
と言った。ガンモはちょっと悔しそうだったが、事実を前にして、何も言い返せなかった。

 その翌日、私は食事中に熱い紅茶をひっくり返し、裸足の足の上に熱い紅茶がほとんどまるごと降りかかってしまった。すぐに風呂場に走り、シャワーで冷やしたので大事には至らなかったのだが、そのあとその氷枕を使用する羽目に陥ってしまった。
「これでまるみもこの氷枕使ったから」
とガンモは言った。

 熱い紅茶をかぶったと言っても、笑い話にできるくらいの出来事なのだが、私たち夫婦の間には、相手に何か言葉を投げかけると、すぐにそれが自分のところに返って来るような出来事が非常に多い。どんなこともお揃いになりたがっているのどうかわからないが、私はこういった関係を、「還元の速い関係」だと思っている。

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