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2004.06.12

愛と恋の違い

 愛は心が上にあって、恋は心が下にあるなどと言う。なるほど、と思う。私は、愛と恋のもっとも顕著な違いは、想いが永遠であるか一時的であるかだと思う。

 愛は、想いが劣化することなくいつまでも持続する。そして、お互いに与え合う。それは、確実に相手に向かっている。でも、恋は相手に向かう想いではなく、あくまで自己愛のレベルである。だから、相手の都合も考えずに自分の都合だけを考えてガンガン攻めようとする。これが愛ならば、相手の都合を第一に考え、無責任な状態で関わろうとはしない。

 愛は、相手を取り巻く人たちさえも含有しようとする。でも恋は、相手を、相手を取り巻く人たちから切り離そうとし、相手と自分だけの新たな世界を作り上げようとする。すなわち、愛は全体的だが恋は部分的である。不倫の愛と言わず、不倫の恋と言われてしまうのは、不倫が相手を取り巻く人たちをも含有しようとしないからだ。これが愛ならば、相手を取り巻く人たちの存在を決して否定しようとしたりはしない。むしろ、自分と出会う前に存在してくれてありがたい気持ちにさえなるのではないだろうか。何故なら、その人たちがいてくれたおかげで、相手がずっと孤独にならずに済んだのだから。

 ガンモと出会う前、私も苦い苦い恋を体験した。彼女のいる人と恋に落ちてしまったのだ。だからはっきりと言える。愛と恋は、明らかに別物である。

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