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2004.06.10

夫婦にプライバシーは必要なのか?

 私はいろいろな人が書いた日記を読む習慣がある。だいたいにおいて、日記というものは、自分の日常とはかけ離れた内容のものが好まれるものだ。今日読んでいたのも、そんな日記の一つだった。

 敢えてアドレスは書かないが、その日記は、うまく行かない夫婦関係を赤裸々に綴ったものだった。外面はいいのに異常性癖を持つ夫、家事や親戚付き合いの負担を無理に受けて立つ妻、姑との確執、夫婦の価値観の違いなど、読んでいてもため息の出るような内容ばかりだった。夫婦の間にまったく愛情は感じられず、お互いが自分の心配ばかりしている。こんな夫婦もいるのかと、胸がキリキリ痛んだ。

 一気にその日記を読み終えた私は、まるでトリップでもしていたかのような気持ちになった。その日記の中で特に気になったのは、夫婦の間にもプライバシーが必要だと主張されていたことだった。その日記を書いた人は、自分宛に届いた手紙を夫に開封されるのがイヤだったらしい。私は、果たして夫婦とはそういうものなのだろうかと疑問に思った。

 我が家に限って言えば、決してプライバシーが必要だとは思っていない。ガンモに届いた電子メールも、私宛に届いた電子メールも、読もうと思えばいつでも読める状態にあるし、郵便物だって、誰が開封してもいいことになっている。しかしそのご夫婦は、お互いに秘密を持っていたようで、インターネットの巡回履歴なども毎回注意深く削除していたようだった。最もリラックスできるはずの自宅でそんな状況なら、そのご夫婦は一体どこでリラックスするのだろう?

 プライバシーが必要ということはつまり、先日私が書いた本当に好きとは?とはかけ離れた状況なのだろう。だから、隠している部分が浮上して来たときに感じるギャップがあまりにも大きく、それを乗り越えられないのではないだろうか。

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