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2004.05.20

香川というところ

 ガンモの生まれ育った香川と、私の生まれ育った愛媛は隣同士の県なのだが、言葉も少し違うし、食文化も違っている。はっきり言って、香川の食文化は、全国レベルで見ても変わっている。

 まず、お正月に食べるお雑煮に、あんこの入ったお餅を使う。私は小さい頃からあんこが大の苦手で、和菓子を食べるにも、あんこを包んでいる皮だけを好んで食べていたくらいだった。今でも和菓子の類は苦手である。だから、お正月にガンモの実家に帰ったとき、義母の作ってくれたあんこ入りお雑煮を食べられるかどうか、とても心配だった。

 ところが、食べてみると、意外にもおいしかったのである。白味噌が、あんこの甘さをしっかりと抑えているし、私の実家で作られるお雑煮(醤油ベースで、具はほとんど大根だけ)よりも、たくさんの具が入っているのだった。目からウロコとはこのことだ。あんこ入りお雑煮は、あんこが苦手な人にも食べられる、ちょっと病みつきになりそうなお雑煮である。何事も、体験してみなければわからないものだ。

 もう一つの変わった食文化とは、全国的にも有名なうどんである。香川の人たちは、とにかくうどんを好んで食べる。一番驚いたのは、法事のときに、お坊さんや集まってくれた人たちに対し、うどんを出しておもてなしをするということである。しかも、法事に参列している人たちも、出されたうどんを当たり前のように食べている。そのような食文化のない場所で育った私には、カルチャーショックだった。

 少し前に、法事のために実家に帰ったときに、たまたま法事が重なってしまった。私たち夫婦は、時間がなくてもう一つの法事には参加できなかったのだが、とある法事でうどんを食べて、もう一つの法事でもうどんを食べるということが、香川の人たちは平気らしい。

 もともと私は、うどんが大好きだった。だから、うどんをたくさん食べられるところにお嫁に来たのかもしれない。あんこいりお雑煮は、あんこが食べられる嫁になるように、ということなのだろうか。

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