境界線のない関係
密に関わろうとする男女には、相手に対して自分を開放して行く喜びがある。通常の人間関係は、他者と自分の間に境界線を引くことで、あたかもうまく行っているかのように見えている。ところが、密な男女の場合は違うのだ。関わりが密になればなるほど境界線など不要になり、お互いの領域を自由に行き来するようになって行く。例えば、お互いの給料を見せ合う。トイレを開け放して用を足す。鼻毛を抜く。おならをする。これまで誰にも話さなかった秘密を話す。
更に、もっと発展して行くと、日常使うものを一つにまとめようとする。例えば、お金。食事のときに使うコップ。歯ブラシ。パンツ。つまり、境界線がなくなると、「分ける」という概念から、次第に遠ざかって行くのだ。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。





コメント