2025.01.24

鷲羽山(わしゅうざん)ハイランド(地上16メートル)恐怖のスカイサイクル

2025年もほぼ日手帳活用宣言の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 年末あたりからいろいろな事件が起こっていますね。まずは中居くんのことですが・・・・・・。被害女性が本当に気の毒です。決して、お金で解決できる問題ではないとは思っています。芸能界の引退を決意したのは潔かったと思います。いろいろな報道や憶測が飛び交っており、それらを総合して考えてみると、やはり〇物疑惑はまんざらあり得ない話でもないのではないかと思ってしまいます。とても正気じゃない気がしています。そして、もしもこの問題が今でも明るみにならなかったとしたら、被害女性の数は今よりももっと増えていたかもしれないですよね。それだけは良かったことなのかなと思います。それから兵庫県の闇・・・・・・。こちらも次から次へといろいろな報道や憶測が飛び交っていますが、もしかしたら表に出ていることが真実とは限らないのかもしれないですね。さて、新年早々いろいろな事件があり、気がめいってしまっているので、お正月明けに取った動画を公開させていただきたいと思います。


 年末年始は10連休することができたので、ガンモと一緒に車中泊を楽しみながら私の実家に帰省し、最終日はホテルに泊まってから帰宅した。その途中で、岡山県の鷲羽山(わしゅうざん)ハイランドという遊園地に立ち寄った。ここには、地上16メートルのレールの上を走るスカイサイクルという恐怖のアトラクションがある。以前からこのアトラクションは恐ろしいという話をあちらこちらから聞いていたので、私たちも意を決して、これに挑戦してみようと思い立ったのだ。

 鷲羽山ハイランドは、四国から瀬戸大橋を渡るときに見えている遊園地で、その名の通り、山の上にある。園内に入ってからも、階段や坂道の多い構造になっている。園内を移動するだけでも、かなりの体力を使う。移動専用のリフトが欲しいくらいだ。しかし、実際にはそんな便利なリフトはないので、私たちは一生懸命階段を昇って、スカイサイクルの乗り場までやって来た。

 スカイサイクルは二人乗りの自転車で、前向きに動く自転車と横向きに動く自転車がある。横向きに動く自転車は、景色を見ながら移動することができる自転車で、最近リリースされたらしい。私たちは、昔ながらの前向きに動く自転車を選んだ。

 スカイサイクルに乗るときは、転落防止のために、シートベルトを着用することになっている。と言っても、ジェットコースターのように上から押さえてもらうようなしっかりしたものではなく、自動車の後部座席のシートベルトのような、腰を固定させるだけの簡易的なものである。

 私たちは、出発した直後から恐怖を感じた。何故なら、移動中もレールの下が丸見えだからだ。これは本当に怖い。実は私は飛行機に乗るのも怖いほど、高所恐怖症なのだ。それなのに、わざわざ鷲羽山ハイランドまでやって来て、地上16メートルのレールの上を走る恐怖のスカイサイクルに乗っている。とてつもなく怖いが、動き始めたからには、自転車をこぎ続けなければゴールに着かない。私たちは恐る恐るペダルを踏んで、前に進んだ。とは言え、他の人たちは余裕で自転車をこいでいる。こんなに怖がっているのは私たちだけのようだ。

 私たちは恐怖を感じながら、時には叫びながら、何とか一周した。途中、瀬戸大橋が良く見えるポイントがあったというのに、恐怖のため心に余裕がなく、自転車の上から瀬戸大橋を眺めることはできなかった。いやはや、スカイサイクルは本当に怖かった。寿命が30年くらい縮まった気分だった。

 私たちは前向きに進む自転車を選んだので、レールがずっと見えていて怖かったが、横向きに進む自転車のほうが、レールが見えない分、怖くない気がした。横向きに進む自転車は、景色を見ながら移動できるのだが、果たして景色を見ることに集中できるのだろうか。もし、今度来ることがあったら、次回は横向きに進む自転車を試してみようと思う。

※私が撮影した動画をご紹介させていただきます。よろしければご覧ください。

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※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 鷲羽山ハイランドは、数え年で60歳以上の人は2500円のパスを購入して提示すると、永久に毎回無料で利用できるようです。私たちは二人ともその条件に該当しているので、次回も無料で利用することができます。高所恐怖症の克服にはいいのかもしれませんが、階段が多いのでかなり体力を使います。(笑)

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2025.01.04

2025年もほぼ日手帳活用宣言

帰国後に人生初のコロナ感染の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 皆様、新年あけましておめでとうございます。昨年も「ガンまる日記」をご訪問くださり、ありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。能登半島地震から一年が経ちました。昨年十月に、ガンモと一緒に石川県に出掛けて車中泊とホテル宿泊をしましたが、まだまだ復興は叶っていないと実感しました。先日、Yahoo!のニュースサイトを見ていたところ、みんなで支えよう能登半島 - LINEヤフー株式会社というサイトを見つけました。能登半島地震を体験された方たちの心の傷が癒えるまでには、膨大な時間が掛かるかと思いますが、私たちができることもまだまだありそうなので、引き続き寄り添って行きたいですね。今年は大きな自然災害に見舞われることなく、穏やかな一年になってくれるよう願っています。


 2024年も一年間、A5サイズのほぼ日カズンを活用して、日々の記録を書き続けた。2023年のほぼ日カズンは、いろいろなモノを貼り付け過ぎてアンバランスな手帳になってしまったので、2024年のほぼ日カズンにはモノを貼り付けるのを極力控えた結果、比較的フラットな手帳に仕上げることができた。

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 2024年に使用した手帳カバーは楽天市場で購入したA5サイズの布製手帳カバーで、実のところ、ほぼ日カズンのオリジナルのものではない。その手帳カバーの上にほぼ日カズン用のカバー・オン・カバーをかけて、中にお気に入りの絵や写真などを入れて愛用していた。こちらは、フリーの冊子の表紙に描かれていた電車の絵が素敵だったので、表紙だけをカットしてカバー・オン・カバーの中に収めてみた。

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 そして、2025年のほぼ日カズンも購入して使い始めた。去年まで使用していた手帳カバーが品切れのため入手できなかったので、今年から手帳カバーを変えてみた。こちらはYahoo! ショッピングで購入した手帳カバーである。宇宙をイメージしたデザインが気に入ったので、サイズを指定してオーダーメイドしてみたのだが、ほぼ日のオリジナルのものよりは安い価格で購入することができたと思う。こちらも、手帳カバーの上にほぼ日カズン用のカバー・オン・カバーをかけている。ただ、ペンホルダーがついていなかったので、以前、Wishで購入したペンホルダーにペンを挟んでいる。

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 私の場合、ほぼ日カズンはほとんど記録用である。もちろん、予定を書き込むこともあるのだが、普段、持ち歩くには大き過ぎるので、夜、寝る前にその日にあったことなどを綴るために活用している。普段の持ち歩き用にはならないものの、記録を綴るために、泊まりの旅行のときには必ず持参するようにしている。そのため、2024年のほぼ日カズンは海を超えて移動したことになる。

 A6サイズのほぼ日オリジナルも何冊か活用している。こちらは、主に自分の感情を整理するのに活用しており、去年のラインナップとほとんど変化していない。A6サイズのほぼ日オリジナルを用途ごとに分けて使用すると、「ほぼ日感情ノート」のように、手帳に名前を付けられるので、いっそう楽しさが増す。

 ほぼ日手帳は、ゲルインクのボールペンとの相性が最高だと個人的には思っている。今年もほぼ日手帳の活躍に大いに期待している。

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※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 以前はフリマサイトやオークションサイトなどで年度の古いほぼ日手帳を購入していましたが、最近は年度の古いほぼ日手帳でもかなり高価で取引がされています。ほぼ日手帳を愛する人たちが増えているのかもしれないですね。

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2024.12.16

帰国後に人生初のコロナ感染

宿泊費航空会社持ち(インシデント・オブ・ノーティス)でドーハのホテル滞在、そして帰国の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 本格的に寒くなって来ましたね。中山美穂さんの訃報を聞いて、ショックを受けている方も多いかと思います。実は私もその一人です。防ぐことができたかもしれない事故であればなおさらです。事務所から正式な発表があったにもかかわらず、今でも様々な憶測が飛び交ってはいるようですが、対面された方のお話によると、まるで眠っているのと変わらない状態だったそうですね。きっとあちらの世界にも、中山美穂さんのファンの方はたくさんいらっしゃることと思いますので、好きな歌を歌い続けて欲しいですね。ご冥福をお祈りいたします。


 夏休みの旅行から帰った直後とその翌日、ガンモは
「何もする気が起こらない」
と言って、いつもよりも口数が少なくなってしまった。私は、
「旅行が終わってしまって、燃え尽き症候群みたいになっているのかな」
と言ったのだが、ガンモはその翌日には復活して、平常運転となった。

 私はというと、帰国した翌日からすぐに仕事だったので、これまでのスマホだけの目覚ましに加えてアナログ時計も用意して、時差ぼけと戦いながら、起きて仕事をした。とは言え、これまでチェコとポーランドにおいては日本と7時間の時差(日本のほうが早い)、ドーハにおいては日本と6時間の時差(こちらも日本のほうが早い)だったので、朝から仕事を始めても、お昼過ぎまでは眠気との戦いだった。

 いっぽう、いったん平常運転に戻ったガンモはというと、やはりいつもとは調子が違っており、やがて咳が出始めて、とうとう熱まで出てしまった。そこで帰国してから4日目の朝に、自宅近くの病院で診察を受けたところ、ガンモはコロナ陽性の診断を受けてしまった。ガンモによると、喉の痛みが半端なかったらしい。病院では、カロナールを処方してもらったそうだ。カロナールのおかげで、熱はすぐに下がったようだ。4日ほどで楽になれると聞いてはいたものの、ガンモにとって、喉の痛みはかなり辛かったようだ。

 いっぽう、私はというと、特に症状はなかったものの、お腹が少し緩くなっていた。ガンモと一緒に生活をしているので、おそらく私も感染するのだろうとは思っていた。そして、やはりそのときはやって来た。ガンモが燃え尽き症候群のようになった日をコロナ1日目とした場合、ガンモのコロナ5日目に私自身も咳が出始めた。その翌日には、エアコンを使っていると寒さを感じる状態になっていた。そして、ガンモのコロナ6日目に私も熱が出た。その頃にはガンモの喉の痛みは少しマシになっていたようだ。おそらくガンモのコロナが私にうつったのだろう。ガンモのコロナ7日目に、私の体温は39.1度まで上昇した。

 実は、旅行先でコロナに感染した場合のことを考えて、アセトアミノフェンやのどヌールを旅行に持参していた。結局、そのときに用意した薬を帰国してから使用する羽目になってしまった。喉の痛みを訴えるガンモにのどヌールを渡してみたのだが、のどヌールでは喉の痛みを部分的にしか抑えてくれないので、ないよりはマシだが、のど全体の痛みをカバーしてくれないのであまり役に立たないと言われてしまった。私自身は、発熱に対してはアセトアミノフェンを飲んで対処した。病院には行かなかった。幸い、私の場合は喉の痛みはまったくなく、ガンモよりも熱がやや高かったくらいだ。その熱も、アセトアミノフェンを飲めば収まってくれたので、何とか仕事も休まずにこなすことができた。ずっとテレワークで仕事をしているため、コロナに感染しても仕事を休まなければ誰にも迷惑をかけることはなかった。それだけは幸いだったと思う。ただ、やはり、仕事中もときどき意識が朦朧としていたように思う。私は、発熱してから2日くらいで熱が下がった。喉の痛みがまったくなかったので、ガンモからは不思議がられていた。

 果たして、私たちはどこで感染したのだろうと考えた。可能性として最も高いのは、やはりアウシュビッツ強制収容所の現地ツアーに参加したときだと思う。長時間を過ごしたバスの中で、咳こんでいる人が複数いたからだ。彼らは咳こんでいてもマスクをしないので、バスの中にコロナウィルスが拡散されていたのではないかと思う。しかし、それだと潜伏期間が5日間になってしまう。仮にもし、ワルシャワからドーハまでの飛行機の中で感染したのだとすると、潜伏期間が2日間になってしまい、計算が合わないことになる。私自身がガンモのコロナ5日目に症状が出始めたことを考えると、やはりアウシュビッツ強制収容所の現地ツアーでもらって来たのだと考えるのが自然だと思う。ガンモと私で、症状が出始めた時期がずれていることから、おそらく私自身は旅先では感染しなかったが、やはりガンモを経由して感染したと思われる。

 これが私たちにとっての初のコロナ感染となったわけだが、過去にワクチンを接種していたこともあって、比較的軽くて済んだのではないかと思う。ただ、罹患中は二人とも食が細かった。ありがたいことに、二人とも味覚障害などの後遺症はない。ただ、咳はしばらく残っていたと思う。それでも、旅先で発症せずに、帰国してから発症したことは、今になって思えば不幸中の幸いだったと思うのだ。


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※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 私自身は病院に行って診察を受けていないので、私もコロナ陽性だったとは言い切れないのですが、ガンモが陽性になったあとに私も発熱して咳が出ているので、非常に高い確率で私自身もコロナ陽性だったと思っています。ガンモは喉の痛みが激しかったようですが、それでも、私たち二人とも比較的軽い症状で良かったなと思います。冬にまた感染が広がるかもしれないので、皆さんもどうかお気を付けくださいね。

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2024.12.03

宿泊費航空会社持ち(インシデント・オブ・ノーティス)でドーハのホテル滞在、そして帰国

ワルシャワ~地下鉄、ポーランド軍事博物館、関空便には乗れずの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 兵庫県知事が再選した背景について、またしても新たな疑惑が浮上して話題になっていますね。私自身はSNS嫌いなので、インスタグラムなどは開設していませんが、報道されているような内容ばかりを投稿する人をフォローしたくはないなあと感じました。それでは、夏休みの旅の最終話をお届けしたいと思います。


 ワルシャワ・ショパン空港を出発した私たちは、およそ5時間半のフライトで、カタールのドーハ・ハマド国際空港に到着した。ワルシャワ・ショパン空港の空港カウンターで案内されていた通り、飛行機を降りると、カタール航空のスタッフが次の行き先をが書かれた札を持って立っており、次の行先ごとに宿泊先のホテルの案内をしてくれた。私たちが関西国際空港行きの便に乗ることをスタッフに伝えると、私たちの名前が印刷された宿泊クーポンを手渡してくれた。

 カタールの入国審査は、これまで経験したことがないほど厳しかった。顔写真が取られ、指紋もスキャンされた上に、入国前にも荷物検査があった。

 到着ロビーに出てみると、今度はいろいろなホテルのスタッフが待機しており、私たちがどこのホテルに滞在するのかを確認してくれた。私たちが宿泊先のホテルの名前を告げると、「そのホテルならこちらで待っていてください」と案内してくれた。

 飛行機がドーハ・ハマド国際空港に着いたのは、確か朝の3時半頃だったと思う。そして、それから到着ロビーで2時間ほど待って、ようやくホテルに向かう送迎バスまで案内してもらえることになった。

 エアコンの効いた到着ロビーから一歩外に出た途端、猛烈な暑さに打ちのめされた。暑い! とにかく暑い! おまけに湿度も高い。その暑さは日本の比じゃなかった。あまりにも暑すぎるため、ドーハでの街歩きは無理だろうと思った。この当時、ドーハは連日、気温が42度くらいまで上昇していた。早朝とは言え、この日もそれくらいまで上昇していたのではないかと思う。

 ホテルの送迎バスは、思っていたよりも小さかった。果たして私たちは、この送迎バスに乗れるのだろうか。到着ロビーで2時間も待っていたのだから、誰しもこの送迎バスに乗りたいと思っていたことだろう。

 利用客が順番に送迎バスに乗り込んでいたが、既に満員のようでもあった。私たちはもう乗れないのかと諦めかけていたところ、一度乗った数人の人たちが送迎バスから降りて来た。そのため、私たちも送迎バスに乗れることになった。

 送迎バスが空港を出発して、およそ15分くらいで宿泊先のホテルに着いた。ホテルは四つ星ホテルだった。チェックインを済ませると、「お部屋をご用意している間に、お先に朝食をどうぞ」と言われた。実のところ、あまりお腹は空いていなかったのだが、せっかくなので朝食をいただくことにした。私たちが宿泊したホテルは、乗り継ぎ便の待ち合わせのために利用されているホテルのようで、チェックイン時間とチェックアウト時間が明確に決められているわけではなく、利用客が次に乗る飛行機の時間により、時間制で回しているように思えた。

 朝食はビュッフェ形式だったので、食べたいものを取り、飲みたいものを飲んだ。朝食を食べてフロントに戻ってみても、まだ部屋の用意ができていなかったので、私たちはフロント周辺でしばらく待つことになった。

 ようやく部屋の準備が整ったとのことで、フロントでカードキーを受け取って部屋に向かったのだが、指定された部屋の前でカードキーをかざしても、ロックが解除されなかった。フロントで渡された紙に書かれたルームナンバーを確認してみたところ、教えられた以外の部屋番号にも読み取れる状況だったので、その部屋の前に行き、カードキーをかざしてみたが、やはりロックは解除されなかった。

 そのためフロントに戻り、まずは部屋番号を確認したところ、部屋番号は合っていた。続いて、このカードキーでは開かなかったことを伝えたところ、フロントのスタッフがカードキーを確認してくれて、使えるようにしてくれた。どうやらカードキーに正しい部屋番号がセットされていなかったようだ。

 部屋の前まで戻り、カードキーをかざすと、ようやく部屋のドアのロックが解除されて中に入ることができた。さすが四つ星ホテルだけあって、部屋の中はとてもきれいだった。ひとまず、私たちのスーツケースはカタール航空に預けたままだったので、着の身着のままの私たちは、着ているものをいったん脱いでシャワーを浴び、洗面所で洗濯をした。

 ベッド脇の引き出しを開けてみると、コーランがあった。アラビア語で書かれているため、まったく読めなかった。アラビア語は右から左に向かって書かれているらしい。日本語も縦書きで表記することがあり、よく外国人から日本語は難しいと言われているが、アラビア語の難しさには負けている気がする。ちなみに、イスラム教徒の方たちは、コーランの全章を暗記するそうだ。

 そして私たちはベッドに横になり、四時間半ほど眠った。起きてから、ホテルの外に出てみたが、やはり暑かったので、すぐにホテルに舞い戻って部屋でくつろいだ。

 その後、お腹も空いて来たので、ルームサービスを注文することにした。しかし、ルームサービス専用の番号に電話をかけても誰も出てくれなかった。何度かけても同じ状況だったので、フロントまで出向き、スタッフに尋ねてみたところ、フロント近くのカフェで注文を受け付けてくれるとのことだった。そこで私はカフェに直接出向き、カフェのスタッフに注文内容を伝えて部屋に戻った。

 ところが、注文してから一時間経っても食事が運ばれて来なかったので、またしてもカフェに出向き、様子を見に行った。すると、カフェのスタッフがまさしく私たちが注文した料理をワゴンに載せて運ぼうとしていたところだったので、カフェのスタッフと一緒にエレベータに乗って部屋に戻った。

 どうやら私たちが注文した一部の商品が品切れだったらしく、代わりにアラビアのナンを用意してくれていたのだが、これがとてもおいしかった。他の料理も大満足だった。

 ホテルからドーハ・ハマド国際空港まで向かう送迎バスが出発するのは、21時50分頃だったと思う。それまでの間、自由時間だったので、部屋でのんびりと過ごした。ちなみに、洗濯していた服は、湿度が高いためか、部屋干ししてもあまりよく乾かなかった。そこで、アイロンをかけて何とか乾かしたのだった。

 私たちがカタール航空のスタッフから受け取った宿泊クーポンで、ホテルのレストランで晩御飯を食べてもまったく余裕の状態だったのだが、お昼ご飯を食べたのが遅かったこともあって、ホテルでは晩御飯を食べないままチェックアウトした。今、思えばちょっともったいなかったかなとも思う。

 そして私たちはホテルの送迎バスに乗り込み、再びドーハ・ハマド国際空港に到着した。ドーハ・ハマド国際空港はとてつもなく大きな空港だった。そのため、私たちは空港内をかなり歩くことになった。おそらく、私たちがこれまで訪れた国際空港の中で一番大きな空港だったかもしれない。

 飛行機の手前まで、バスで移動して、タラップを上がって飛行機に乗り込んだ。帰りの飛行機の中はとてつもなく寒かった。夏でもカーディガンや羽毛ジャケットは必要だと思った。幸い、私は羽毛のひざ掛けやカーディガン、羽毛のレッグウォーマー、首巻きなどを持っていたので何とか寒さをしのぐことができた。ガンモは寒さ対策の用意がなかったので、私が持っていたショールを渡した。棚の上に上げてしまったリュックの中に、羽毛のひざ掛けがもう一枚入っていたのだが、他の乗客の方に遠慮してしまい、取り出すことができなかった。ガンモは私が渡したショールで首を温めて何とか寒さをしのいでいたが、やはり寒かったようなので、意を決してリュックから、もう一枚の羽毛のひざ掛けを取り出すべきだったと後悔している。

 カタール航空の機内食はやはりがっつり系だった。飛行機が関西国際空港に着陸するまでに、二回の食事が配られた。そして、私たちの乗った飛行機は無事に関西国際空港に着陸し、12日間の夏休みの旅行を終えたのだった。

※今回も、私が撮影した動画をご紹介させていただきます。よろしければご覧ください。

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※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 長い旅行記にお付き合いくださり、ありがとうございます。帰国した翌日から仕事をしましたが、やはり時差ボケの関係で昼間は眠かったです。(苦笑)

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2024.11.18

ワルシャワ~地下鉄、ポーランド軍事博物館、関空便には乗れず

ポーランド/ワルシャワ 街歩き~ワルシャワ鉄道博物館、トラムの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 兵庫県知事選で前知事の斎藤氏が再当選しました。何だか闇の深い裏裏事情があったようで、大どんでん返しとなったようです。一体何が真実なのか、私たちが見極めるのは非常に難しいですよね。先日の冒頭に書いたスペインの首相が被災地の方に泥を投げつけられないように逃げてしまったかどうかについても、似たような状況だったのかもしれません。それにしても、情報を操作することができるのだとしたら、恐ろしいことだと思います。そして本当に、誰かを陥れるための腹黒いことが裏で行われているのだとしたら、過去にも似たような出来事がたくさんあったのかもしれないですね。


 ワルシャワに二泊して、とうとう日本に帰る日を迎えた。八月八日の仕事を終えたあとに家を出たので、もう十日も旅を続けていることになる。Airbnbをチェックアウトした私たちは、ひとまずワルシャワ中央駅へと向かった。夕方の飛行機に乗る予定だったので、軽く観光をしたあと、空港に向かおうと思っていた。そのため、スーツケースをワルシャワ中央駅の手荷物預かりサービスで預かってもらった。実はコインロッカーもあったのだが、荷物が大きいので、人に預かってもらうほうが預けやすい上に受け取りやすいと思い、コインロッカーを利用せずに人に預かってもらうことにした。しかし、結果的には割高になってしまった。

 スーツケースを預けて身軽になったので、前日に購入しておいた24時間有効な切符を活用して、まずは地下鉄に乗った。三つほど移動したところにある駅で降りて歩き始めると、Airbnb近くの地下鉄の駅周辺で見つけた簡易エレベータの本格版があった。以前、利用した簡易エレベータよりも大きかったので、今度はガンモと一緒に乗ってみた。簡易エレベータの中は、エアコンが効いていなかったのでとても暑かった。下ボタンまたは上ボタンを押している間だけ簡易エレベータが移動する仕組みである。中がとても暑かったので、もしも何かのトラブルで簡易エレベータが突然、動かなくなってしまったとしたら、私たちは確実に脱水症になってしまうだろうと思った。実際はそんな心配は不要で、簡易エレベータがしっかり動いてくれたおかげで、私たちは無事に地上に降りることができた。中が暑かっただけに、外に出ると涼しく感じられた。

 私たちが向かったのは、降りた地下鉄の駅から歩いて10分ほどのところにある「ポーランド軍事博物館」である。ここは大変評価の高い博物館で、多くの展示物を通して、ポーランドの歴史までじっくりと学べるところらしい。更に、屋外の展示物は無料で見学できるらしく、あまり時間がなかった私たちは、屋外にずらりと展示されている戦車だけを見て「ポーランド軍事博物館」をあとにした。

 本当は、ワルシャワ動物園にも行きたかったのだが、もうあまり時間がなかった。そのため、私たちはワルシャワ中央駅まで戻り、預けておいたスーツケースを受け取って、ワルシャワ・ショパン空港へと向かった。ワルシャワ・ショパン空港に向かうために利用したS3という路線でも、前日に購入した24時間有効な切符を活用することができた。

 ちなみに、S3の電車が発車するホームに、S2の路線の電車が入って来たので、とにかくワルシャワ・ショパン空港に向かわなければと思っていた私たちは、Sの文字だけを見て反射的に飛び乗ってしまった。しかし、車内に表示されていたS2の文字を見付けて、これは私たちが乗車すべき電車ではないとわかったため、発車前に慌てて飛び降りた。あのままS2の電車に乗り続けていたら、ワルシャワ・ショパン空港に着くのは遅れてしまったことだろう。

 さて、私たちはその次にやって来たS3の電車に乗って、無事にワルシャワ・ショパン空港に着いた。しかし、利用するカタール航空のカウンターでチェックイン待ちをしていると、何やら重苦しい雰囲気が漂っていた。どうやら飛行機の到着が遅れているらしい。私たちは、ワルシャワ・ショパン空港からカタールのドーハを経由して、関西国際空港に戻ることになっていた。しかし、ドーハからワルシャワに向かう飛行機が5時間も遅れているという。そのため、遅れた飛行機がワルシャワに到着したあと、その遅れた飛行機に乗って私たちがドーハまで折り返しても、私たちが予約している関西国際空港行きの飛行機には乗れないという。私たちが関西空港行きの飛行機に乗れるのは翌日になってしまうため、カタール航空がドーハのホテルを手配してくれるというのだ。すなわち、旅の終わりだと思ってワルシャワ・ショパン空港にやって来たのに、帰国がもう一日延びることになってしまったというわけだ。

 幸い、私は時差ぼけを解消するために、夏休み明けの月曜日の休暇を申請していた。そのため、時差ぼけを解消できないまま仕事をすれば、何とかなりそうだ。帰国できないのだから、現状を受け入れるしかない。既にリタイヤしていて仕事の縛りのないガンモは、むしろこの状況を喜んでいた。そして私たちと同じように、旅行の予定の変更を余儀なくされた利用客がたくさんいることがわかった。

 ドーハのホテルに一泊することになるため、カタール航空のスタッフは、いったん預けたスーツケースを私たちに返してくださり、「着替えや洗面用具など、ホテルの滞在に必要なものがあれば、あちらのほうで取り出してくださってもかまいませんよ」と言ってくださった。私たちは、スーツケースを受け取り、ドーハのホテルに一泊するに当たって必要なものを取り出そうとした。しかし、あれこれ取り出すのは時間がかかってしまいそうだったので、一泊くらいなら何とかなるだろうと思い直し、結局、何も取り出さずにスーツケースをカウンターのスタッフに返したのだった。

 その後、手荷物検査を受けて空港の中に入り、免税店で父へのお土産としてウィスキーのミニボトルを2本購入した。しかし、これから私たちが向かうカタールのドーハは、イスラム教を信仰する国であり、飲酒が固く禁じられていた。そのため、そのあとのことは皆さんの想像にお任せする。

 ところで、カタール航空の機内設備の説明ビデオは、かなりユニークで面白かった。通常は、説明ビデオに登場する人たちが飛行機に乗っているというシチュエーションで、酸素マスクや救命衣の使い方の説明がなされることが多いと思う。しかし、カタール航空の説明ビデオでは、説明ビデオに登場する人たちが飛行機に乗っているわけではなく、普段の生活の中で酸素マスクが降りて来たり、救命衣を着用したりしていた。このような説明ビデオはとてもユニークで意外性があった。

 また、カタール航空の食事は、エコノミーでもがっつりとした食べ応えのある食事だった。私たちは、食後にコーヒーも入れてもらって満足だった。加えて、エンターテイメントもゲームや映画、ドラマなどが充実していた。こうして、ワルシャワ・ショパン空港からおよそ5時間半の移動を楽しみながら、初めて訪れるドーハに向かったのだった。

※今回も、私が撮影した動画をご紹介させていただきます。よろしければご覧ください。

※このブログへのコメントは、ガンまる日記掲示板で承ります。

※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 出発前の計画よりも、旅行の日程が一日延びてしまいました。というわけで、私たちの夏休みの旅の物語は、もう少しだけ続くことになります。(苦笑)

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2024.11.10

ポーランド/ワルシャワ 街歩き~ワルシャワ鉄道博物館、トラム

ポーランド/ワルシャワ 街歩き~ショパン壁画、電動キックボード、ミルクバーの記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 鹿児島や沖縄に大雨が降ったようですが、大雨の被害に遭われた方がいらっしゃいましたら、お見舞い申し上げます。世界的に、これまで予測できなかったレベルの自然災害が起きているので、どこの地域にいても常に情報のアンテナを立てておくことが必要な気がしています。スマートフォンやインターネットの活用は必要不可欠で、情報に疎いお年寄りの方たちにも同じ情報を伝えて行く必要があると思っています。先日、スペインで大洪水が発生して多くの方たちが亡くなりました。その原因は、国の対応が遅れて、予め被災地の方たちに大洪水の危険性を周知できなかったことと、経験したことのないほどの大洪水に見舞われたために、本来はより高い土地に逃げるべきだったところを、より低い土地に車で逃げてしまったために、車の中で亡くなった人たちが多かったことだと言われています。災害大国である日本は、過去の複数の苦い経験から学んだことを、既に世界中の人たちに伝えて行くだけの準備が整っているようで、日本からスペインに派遣された専門家もいると聞いています。多くの情報が溢れる世の中ではありますが、自然災害が多い中で、いざというときに使える予備知識を蓄えておくのは意味のあることだと思っています。ちなみに、大洪水の被災地を訪問したスペインの国王と女王、そして首相に対し、国の対応が遅れたことに不満を募らせた被災者の方たちが泥を投げつけたというニュースが報道されており、一部のメディアには、国王と女王は泥を投げつけられても地元の人たちとのコミュニケーションを取り続けたが、国王は逃げて無事だったと書かれていました。しかし、スペイン在住のCambly講師によると、右翼側のメディアと左翼側のメディアでそれぞれ別のことが書かれており、実際には首相も逃げずに泥を浴びたままだったそうです。(苦笑)ところで、昨日、発生した四国の大停電は自然災害ではなかったようですが・・・・・・。(苦笑)愛媛にある私の実家も停電したようで、突然、家の中が真っ暗になったので、父は家のブレーカーが落ちたのか、それとも近所も同じ状況に陥っているのかがわからなかったそうです。それを確かめるために父が家の外に出てみると、近所の人たちも同じように家の外に出ていたので、家のブレーカーが落ちたのではないことがわかったそうです。停電は、40分ほどで復旧したと言っていました。真っ暗な状況の中で停電が復旧するのを待ち続けるのは不安だったと思います。こうした事態に供えて、普段から電池や充電により動作する明かりを用意しておくと安心ですね。必要に応じて、スマートフォンに付属のLEDライトを一時的に活用するのもありかと思いました。


 ミルクバーで昼食を取った私たちは、ワルシャワ中央駅から歩いて15分ほどのところにあるというワルシャワ鉄道博物館を目指した。大量の鳩たちに見送られながら、線路沿いの道路をずんずん歩き、ようやく目的地に到着した。暑かったので喉の渇きと疲労感が激しく、実際には15分以上歩いた気がした。このワルシャワ鉄道博物館は、現在のワルシャワ中央駅の前身となる駅があった場所を再利用して公開されているもので、海外からの鉄道車両も多く展示されている。何と、大砲を備えた軍用列車も展示されていた。そんなものものしい雰囲気とは裏腹に、鉄道の旅が楽しいと思わせるような乙女チックな展示もあった。大人も子供も楽しめる空間ではあるものの、実際の展示内容はかなり中身の濃いものであるように思えた。

 行きは歩いたので、帰りはトラムに乗った。トラム乗り場では、日本では見かけない鳥がちょこちょこ歩き回っていた。さて、私たちの旅もいよいよ終盤を迎え、翌日には帰りの飛行機に乗る予定になっていた。そのため、空港への移動を考え、トラムの乗車券は24時間利用可能なチケットを購入しておいた。翌日の移動も、同じチケットを活用するためである。帰りの飛行機に乗るまで少し時間があるので、それまでは観光を続ける予定だった。

 宿泊しているAirbnbがある地下鉄の駅周辺までトラムに乗り、駅前で買い物をしてからAirbnbに戻った。普段、日本でガンモと一緒にウォーキングをしても、一日数千歩程度しか歩いていないというのに、こうして旅に出ると、一日のうちに1万数千歩ほど歩くことになる。そのため、夜はぐったりしてしまい、外食するエネルギーは残されていなかった。外食をする代わりに、私たちの夕食は、スーパーでサンドイッチを購入して済ませることが多かった。サンドイッチと言っても、日本で売られているような食パンに食材を挟んだサンドイッチではなく、フランスパンのような比較的長めのパンにいろいろな食材が挟み込まれたサンドイッチである。

 相変わらず、夜はひどくにぎやかなAirbnbだったが、扇風機やエアコンのない部屋だったので、暑さのために窓を閉めることはできず、窓を開けたままで寝て、ワルシャワで過ごす最後の朝を迎えたのだった。

※今回も、私が撮影した動画をご紹介させていただきます。よろしければご覧ください。

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※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 時間制の乗車券は意外と便利だと思いました。ただ、日本のように乗車券のチェックが厳密ではないのですが、だからと言って、乗車券を購入せずに利用すると、ペナルティが高くつくみたいですね。

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2024.11.02

ポーランド/ワルシャワ 街歩き~ショパン壁画、電動キックボード、ミルクバー

クラクフからワルシャワまで4時間の電車移動、簡易エレベータ、Airbnb滞在の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 三連休の初日ですね。今日は警報級の大雨が降りました。皆さんのお住まいの地域は、大丈夫でしたでしょうか。愛媛にある私の実家では、大雨のために、自宅のすぐ前にある小さな川が溢れてしまったそうです。幸い、実家は底上げして建てているため、浸水の被害はなかったのですが、実家の近所の家は、川の水がすぐそこまで迫って来て、今にも浸水しそうな状況だったそうです。私は実家の地域をYahoo! 天気やYahoo! 防災速報アプリの通知対象に加えているのですが、これまで通知が来ていても、実家のある地域からは少し離れた場所に関する情報だったので、今回もそうなのだろうと思い込んでいました。このような便利なアプリを使っていて、あらかじめ情報を得られる状態にあったというのに、父に知らせることができていなかったのは反省点です。これからは、注意すべき対象の地域を、地図で必ず確認するようにしたいと思います。


 ワルシャワで過ごす二日目の朝、私たちはAirbnbで朝食をとったあと、街へと繰り出した。お昼前だったからか、まだ人影はまばらだった。
 チェコでもそうだったのだが、ここポーランドのワルシャワでも、レンタルの電動キックボードに乗って移動している人たちをたくさん見掛けた。アプリをインストールして課金することで、乗りたい電動キックボードのロックを解除して利用できるらしい。乗り捨て自由なので、利用が終われば、それぞれの目的地で放置していいらしい。それほど人通りが多くない場所で利用するなら、素早く移動できていいのではないかと思った。ただ、チェコの路上で、電動キックボードに乗っている人が派手に転んだのを目撃してしまったこともあって、私たちは電動キックボードを今回の旅では一度も利用しなかった。また次回、来ることがあれば利用してもいいかなと思う。ちなみに、何年か前に訪れたパリで、ヴェリブというレンタサイクルを利用したのだが、日本と違って自転車も自動車も右側通行なので、非常に怖かった記憶がある。電動キックボードも、やはり右側通行の国で乗るのは怖いと感じるかもしれない。

 ところで、チェコでもポーランドでも、肌を露出している人たちが多かった。女性はキャミソールやへそ出しルックが当たり前、男性は短パン姿の人が多かった。おそらく、夏でもエアコンを使うことが日常的ではないためだと思われる。エアコンなしの環境でも、できるだけ涼しい恰好で夏を過ごそうとする工夫なのではないだろうか。

 さて私たちは、歩いてショパンの壁画が描かれた建物の近くまでやって来た。音楽家のショパンは、ポーランド出身だったのだ。壁画のすぐ近くには、フレデリック・ショパン博物館があった。中に入って見学しても良かったのかもしれないが、実はクラシック音楽には疎いため、見学しなかった。フレデリック・ショパン博物館近くの石のベンチには、ボタンを押すとショパンの曲が流れるベンチがあったり、また、近くの建物から美しい歌声が聞こえて来たりした。のちに、美しい歌声は、フレデリック・ショパン博物館前にある音楽大学から聞こえて来ていることがわかった。

 そこから私たちは、再び歩いて、国鉄のワルシャワ中央駅周辺まで戻って来た。Bar MLECZNYというミルクバー(大衆食堂)があったので、そこに入って昼食を取った。ここのミルクバーは、チェコで利用したミルクバーとは異なり、ファーストフードのお店にあるような端末型の注文システムが整っており、ポーランド語がわからない私たちでも、英語のメニューに切り替えて料理を注文することができた。

 タッチ・ペイで支払いを済ませ、私たちが注文した商品の調理状況をモニタで確認した。私は、肉系の料理に白ご飯をつけてみたのだが、実のところ、白ご飯を選んだのは大失敗だった。しかし、チェコでも食べたピエロギ(餃子)はおいしかった。このときの私たちの昼食代は、それぞれ飲み物もつけて、日本円の2,915円がクレジットカード会社から請求された。

 食事のあとは、近くにあったコンビニでアイスクリームを買って食べたのだった。

※今回も、私が撮影した動画をご紹介させていただきます。よろしければご覧ください。

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※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m ヨーロッパの女性たちが夏に着ている服装を、日本で真似たら注目を浴びてしまいそうです。Camblyの講師に聞いたところ、へそ出しルックが流行って来たのは、ここ7~8年くらいだそうです。やはり、地球温暖化と関係しているのかもしれないですね。

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