沼津港飲食店街
※映画『ぼくの大切なともだち』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 「親友は何故、真友ではないのか?」という議論を、以前、ある方と交わしたことがあります。そのときの結論としては、「親友だと『親しい友』という意味になるので、そこに複数の存在を許容できるが、真友だと『真の友』となり、ただ一人の存在しか認められなくなるので、相手への負担が大きくなる」というものでした。私はその結論には何となく納得が行きませんでしたが、果たしてどうなんでしょう。(笑)
熱海を出発したカングーは、一般道を通ってやがて三島に出た。三島では、伊豆 村の駅に立ち寄り、トイレ休憩を取った。伊豆 村の駅では、周辺地域で取れた新鮮な野菜や魚貝類が多数販売され、とても繁盛していた。私たちは、熱海のデニーズで朝食をとったばかりだったので、ここでは何も食べず、お土産を買うことに専念した。特に私は、たまごグッズを売っているお店がひどく気に入り、そこでいろいろなグッズを買い込んだ。
お昼ごはんは、沼津の港でとる予定だった。行きたい場所をカーナビにセットしておくだけで、目的地まで確実に案内してくれる時代になったことは、時間の節約にも繋がっている。しかしその一方で、車の窓を開けて、勇気を振り絞って地元の人に道を尋ねるという光景は、既に失われつつある。
お昼前に沼津港飲食店街に着いてみると、有名な場所なのか、これまたたくさんの人たちで溢れ返っていた。立体駐車場の行列に並び、カングーを駐車場に停めると、私たちは沼津港飲食店街へと繰り出した。
ちょうどお昼どきということもあり、沼津港飲食店街はとても混雑していた。店先で干物を並べて売っている人たちがいる。時折、威勢のいい掛け声が聞こえて来る。ガンモが行きたいと言っていた山盛りの掻き揚げを食べさせてくれる有名なお店は、既にたくさんの人たちが行列を作って並んでいたので、私たちはそのお店を見送ることにした。鉄道乗り潰しの旅も含めて、ガンモと一緒に全国あちらこちらを旅して来たが、それぞれの土地で、自然から受け取った恵みを日常生活に取り入れている光景を目にして来た。簡単に言えば、海には海の暮らしがあり、山には山の暮らしがあるということだ。
私たちは、目移りしながら飲食店をめぐり、あまり混んでなさそうなお店を見付けて入った。そこは、千五十円で四つの丼を食べさせてくれるお店だった。お昼どきだというのに、私たちが入ったときは誰もお客さんがいらっしゃらなかったのだが、私たちがお店に入ってしばらくすると、次々にお客さんが訪れ、やがてお店のテーブルはお客さんでいっぱいになった。私は、過去に友人が言った言葉を思い出していた。
「実は私、人を呼ぶ体質やねん。トイレに入ると、入ったときは空いているのに、私が入ると、次々に人が来るねん。お店もそう。私が入ったときは空いているのに、私が入ると、次々にお客さんが入って来るねん」
なるほど、まさしく今の私たちにも当てはまる表現だった。
いただいた四つの丼とは、おそらく、マグロ、桜海老、生しらす、素麺(そうめん)だったと思う。これらがそれぞれ小さな丼に盛られているのだ。素麺以外は、ネタの下にすべてご飯が盛られている。何と言っても、丼がこぶりでかわいい。おまけに予想に反してボリュームもたっぷりで大満足だった。
こうして沼津の海産物をたっぷり味わって腹ごしらえをした私たちは、再びカングーに乗り込み、数百キロ離れた自宅を目指して長い長い旅を再開したのだった。
※撮影した写真のスライドショーを貼り付けておきます。なお、スライドショーが表示されない場合や、写真へのコメントをご覧になる場合は、沼津港飲食店街をご覧ください。
※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 四つの丼は、本当に小さな丼に盛られていたのですが、実際に食べてみるとボリューム満点でした。野菜不足になるので、あとから野菜を補うことが必要ですが、地域で取れた海鮮類がふんだんに使われているので、とても贅沢な気がしました。
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