リュープリンという選択(9)
※映画『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』の記事に応援クリックしてくださった皆さん、どうもありがとうございます。m(__)m 更新が遅くなり、申し訳ありません。インフルエンザが流行っているようですね。皆さんもどうかお気をつけください。私は、普段、滅多に風邪を引かないのですが、どうもこの週末は調子が悪く、今、風邪を引いてしまいそうな自分と必死に戦っています。(苦笑)
I医師の診察のために早起きして出掛けた。しかし、またしても家を出るのが遅くなってしまい、病院の最寄駅に着いたときには、既に予約時間となってしまっていた。しかも、路線バスの時刻表を確認してみると、路線バスは発車してしまったあとで、次の発車まで十五分も待たなければならなかった。最寄駅からI医師の勤務する病院まではバスでおよそ十分掛かるので、このままでは予約時間に三十分も遅刻してしまうと思い、再び駅前まで戻ってタクシーを利用することにした。路線バスがの運賃わずか二百円であるのに対し、タクシーはバスよりも速く移動できたものの、一二三〇円も掛かってしまった。しかし、おかげで十分程度の遅刻に留めることができた。
婦人科で受付を済ませると、間もなく私の名前が呼ばれた。診察室に入ってI医師とあいさつを交わすと、I医師は私に、
「あなたはいつも荷物が多いですね」
とおっしゃった。それに対し、私は、
「ヨガに通っているので、着替えなどが詰まってるんです」
と説明させていただいた。I医師は、なるほどとうなずいていた。
I医師に、この一ヶ月の様子を尋ねられたので、私はすかさず、本格的な生理のようなものがあったと答えた。先日も書かせていただいたように、一週間以上も出血が続いたので、I医師にご報告させていただいた次第である。具体的には、私の生理もどきは一月六日から一七日まで、合計十二日も続いた。私の生理は、普段からこのように長引いているわけではないので、いつもよりも長い生理が、スプレキュアからリュープリンに切り替えたタイミングでやって来たのは不思議だった。
私は、十二月二十九日が病院の年内最終診察日だったため、その前の注射の時期を少しずらしていただいたところ、それが妥当ではなかったのかもしれないとI医師に申し出た。確か看護師さんからは、三回目の注射までは前にずらすことは可能だが、三回目以降の注射に関しては後ろにずらすことになると言われたとI医師に報告させていただくと、I医師は、
「その言い方は良くないかもね」
と、診察室に居た看護師さんに同意を求めていた。I医師の話では、注射を始めて二回目くらいまではきちんとサイクルを守る必要があるが、三回目以降は注射の時期について、少し柔軟になっても良いとのことだった。ということは、私が四回目注射の時期を調整していただいたことは、それほど問題ではなかったわけである。
I医師は、私に本格的な生理のような出血があったことを受けて、
「注射をすると、一時的にエストロゲン値が上がることがあるんです」
とおっしゃった。私は、そのようなことを聞いたのは初耳だったので、驚きの声をあげた。今回の私の注射は、一回目と二回目はリュープリン、三回目と四回目はリュープリンよりも弱めのスプレキュア、そして五回目と六回目は再びリュープリンに戻していただいた。I医師曰く、やはり私にとってはスプレキュアの効果が弱く、身体が少しずつ生理の準備を整え始めていたところへ強いリュープリンが使用されたため、エストロゲン値が高まり、出血に至ったのではないかとのことだった。生理のサイクルは、子宮内膜の厚さとも関係しているらしく、ちょうどそのサイクルと重なったのではないかとの見解だった。
なるほど、確かにスプレキュアの注射をしていただたいた頃は、更年期の症状は比較的軽かったものの、筋腫は元の大きさに戻りつつあったように思えた。だから、私のほうから申し出て、再びリュープリンに戻していただいたのだ。しかし、今回で六回と言われていたリュープリンの注射を終えてしまったわけで、このリュープリンが一ヶ月しか効き目がないとすると、先行きが恐ろしい気がする。何しろ、リュープリンよりも弱いとは言え、女性ホルモンの分泌を止めるだけの注射をしていただいてもなお、筋腫が成長していたのであれば、注射をせずに自然な状態に戻したならば、私の筋腫は恐ろしいスピードで元の大きさに戻ってしまうように思えたからである。
私は、リュープリンが効いているかどうか不安だったので、
「リュープリンが効いているかどうかは、今日、血液検査をしていただいて、エストラジオール値を診ていただけばわかるのではないでしょうか」
とI医師に提案させていただいたのだが、I医師はいつものように、
「いや、(変動しているので)それはあまり意味がないですね。おそらく効いているでしょう」
とおっしゃった。
そして、いつものように二ヶ月分の桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)を処方していただいた。何となく、前回の診察よりも余裕があるように感じられたので、私はI医師に、
「患者さんは増えましたか?」
と尋ねてみた。I医師がテレビに出演されたことで、以前よりも患者さんが増えるのではないかと思っていたからだ。しかし、I医師の口から返って来たのは、電話による問い合わせは増えたものの、患者さんの数自体が増えたわけではないという答えだった。
次回に二ヵ月後の診察となり、私はいよいよ六回目である最後の注射を打っていただいた。一回目のときに注射を担当してくださったベテランの看護師さんが担当してうださった。看護師さんによって、注射のときに皮膚を通して感じる痛みが異なるのは不思議なことである。痛みを感じるときは、注射に失敗してはいけないという恐れが患者に伝わってしまうのかもしれない。
I医師の診察を終えたあと、貧血の検査もしていただこうと思っていたのに忘れたことに気が付いた。また、ここのところ、階段を昇るとひどく息切れをすることも相談させていただこうと思っていたのに、忘れてしまった。次回の診察のときに相談させていただこうと思う。
※皆さん、いつもたくさんの応援クリックをありがとうございます。m(__)m 今回で、女性ホルモンの分泌を止める注射が終わりました。この注射は一ヶ月効くので、そのあとは更年期の状態を卒業してしまいます。(苦笑)生理がないという状態は、やはり楽チンでしたね。また、注射の時期を冬に設定したことで、更年期障害のためにほてりが強くなったとしても、生活面ではほとんど差し支えはありませんでした。むしろ、この寒い冬に軽装でいられるので良かったくらいですね。次回はいつになるのかわかりませんが、小さくなったお腹をこれからの目標にしながら、リバウンドに備えたいと思います。
人気blogランキングには、もともとブログの書籍化を夢見て参加させていただきました。まだまだほど遠いですが、私の夢を応援してくださると、大変うれしく思います。
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